ノー・ノー・ボーイ [GUITAR]
ムッシュかまやつ追悼編、第二弾です。
今回はワタシの昔話からです(笑)
初めてギターを買ったのが中学生の時。
あの名器ヤマハのダイナミックギターの安価なパチモンでした(笑)
でも本当に欲しかったのはエレキギターだったんだよねぇ・・・
一番左のアコギが最初のギターですが、
翌年にはビギナー向けのこれも安物の”全音”製のエレキを買いました。
小さなアンプは友人から譲って貰いました、ただ同然で(笑)
当時ブームだったGSの中でもスパイダースのムッシュが好きでしたね。
特徴的なリズムギターのカッティングや、
TVを目を凝らしてみてもどこを押さえているのか不明のコード等々(笑)
教則本とは違う独特の音楽の世界を知りました。
それと雑誌などで見るマニアックな愛車にもあこがれましたねぇ。
そのころムッシュがよく使っていた、ストーンズのブライアン・ジョーンズと同じ、
ヴォックスのティアドロップ型のギターが欲しくて、コピーでもいいからって(笑)
そしたらアンプを買った友人から近所の楽器屋で、
”カワイ”製だけどヴォックスによく似たギターがあると・・・
チャリを飛ばして見に行くと、同じヴォックスでもファントムというタイプでした。
で、どうしたかって・・・上のモノクロ写真にある通り買いましたよ(笑)
それまで買ったパチモンの中では一番出来が良かったです。
近年、体調を崩されてからは軽くて体に負担のかからない(だったのかな)、
スタインバーガーをもっぱら弾いていましたが、
ムッシュはリッケンバッカーを愛用しているギタリストとしても、
良く知られています。
写真で手にしているのは12弦の450-12メイプルグロウです。
’67年ですからスルーネックだと思われます。
何度かTVなどで見たことがありますがこれがそれです。
ヴィンテージの雰囲気がいいですねぇ。
雑誌のインタビューでショートネックで1PUのオモチャみたいなギター、
と言っているのがこのモデルだと思います。
リッケンバッカー900というビギナー向けのステューデントモデルですね。
代表的なモデル330と比べてもこの可愛さです(笑)
シルバーのケースもとても小さいです。
これだけは現行のラインナップにはないので、
我が家では唯一の’68年製のヴィンテージリッケンです。
’67年にスパイダースの頃、一時期ムッシュがよく弾いていた、
ハワイで買ったというファイヤーグロウの345、
革のカバーを付けて使っていましたね。
海外のミュージシャンに影響を受けた日本のギタリストの中でも、
クルマと同じように、ギターにもこだわりの凄さが見て取れますね。
後年、探して手に入れたヴォックスのティアドロップ型のギターですが・・・
よく見るとPUの数が足りないですねぇ。
まぁ、手にした喜びの方が勝っていて少々?の違いはいいかと・・・(笑)
裏にはこんなカバーがついていますが、
フライングVと同じで座っては弾けないギターですね(笑)
数年前の吉田拓郎のステージが、
元気なころのムッシュを見た最後になってしまいましたが、
アルバムをCDで揃え直そうかなと思っています。
最後に選んだ愛車がアバルトだったのは、
期せずして小林彰太郎さんと同じというのも驚きでした。
ライフスタイルにもこだわりを持つ偉大な先輩達が、
次々と逝ってしまうのは寂しい限りですね。
2017-04-08 12:59
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如何せん楽器は門外漢なので残念ながらコメントは差し控えます(笑)
まずヘッダーにビックリ、雑誌のガレージ特集にでてきそうな趣です。 本物のエンスーが選択したアバルトにはきっと何かがあるんでしょうね。
by conta (2017-04-08 20:27)
contaさん
いつもコメントありがとうございます。
10年を超えたのでヘッダーも一新しました(笑)
お察しの通り数年前に雑誌の取材を受けたときのものです。
しばらくチャレンジした後、息子に”丸投げ”しました(笑)
完成後に見たワタシもビックリです・・・
アバルトはワタシも興味がありますが、
限定車は当然のこと、ノーマルでもお値段にビックリです(笑)
by 1275GT (2017-04-09 17:43)