123イグニッション [MINI]
かねてよりお願いしていた123イグニッションが英国より届いたということなので、
早速取り付けのためにチェルシーで宇都宮のクーパーガレージに行ってきました。
前夜に少しですが積雪があった朝なので、何回も連絡をして確認をしました・・・
こっちが相当なビビリなのはとっくにお見通しなので、
もうとっくに乾いてますよ!って、そろそろと出発であります(笑)
開けて貰った工場は相変わらず作業待ちの列が長くて、工場内はすでに満車状態です。
ここの仕事を頼りにしている旧車乗りがどれほど多いかという証ですね。
で、いつもシャッター前が作業場所になっちゃうわけですね(笑)
ちなみに、このいつも一杯の景色はなんと30年ほど変わっていません!!
レース車両がローダーの上というのもおなじみの景色です(笑)
この点火システムは通常デスビのガバナーによる遠心進角をマイコン制御に進化させ、
さらに使用回転数を設定することでよりきめ細かく制御ができるというものです。
取り付けはかなり多くのクルマに対応しており、
横の小さなフタを開けてエンジンのチューニング度合いや、
使用状況(レース等)にあった位置に説明書を見ててダイヤルを合わせます。
上支点を出してタイミングを取れば、あとはすべての回転数に合わせてくれます。
と、言うことですがスペックや見栄えなどには詳しくても、
メカと構造にはからきし弱いので、詳しく知りたい方はググってみてくださいね(笑)
998チャレンジなどレースで成績を残している例もあるようです。
ミニよく使われている45Dや25Dもほぼワンタッチで交換できます。
この利便性の良さが人気の理由で、そのせいかまだ結構お高いのが難点ですが・・・
ポイント式のデスビを使う旧車には大きな福音になりそうですね。
ローターやキャップなどはボッシュ製なので、
パーツの耐久性や供給の心配はなさそうです。
さて、いよいよ試運転です。
最初に感じたのは吹け上がりがとてもスムーズになった事です。
もともと小排気量(998㏄)なので大きなトルクアップは望めませんが、
明らかに加速、特にハーフスロットルからの加速が良くなりました。
さらに”上”を目指してジェット交換してみます。
ちょっと濃い目にしたら上の方(5000+)まできれいに吹けたので、
今日はこれで帰り道を100キロほど走ってみます。
日も傾き風が冷たく感じる時間になって、「あのお・・・ヒーターが・・・寒いのですが・・」
何とか薄暗く寒い中、追加作業でオーバークールの原因であった74℃のサーモを、
82℃に替えてもらい、ぬくぬくで帰ってくることが出来ました。
遅くまでご迷惑をおかけいたしました。
翌日、プラグを見ると結構なペースで帰ってきたのに4本とも黒いです(上の写真)。
こんな状態でもカブらずに調子よく走っちゃうのもこの点火系のせいなのか?
メインジェットを少し小さくしてみると、ほぼ理想的な焼け具合になりました(下の写真)。
この状態でしばらくは様子を見てみようかと・・・
さて、このブルーのかたまりはとてもマニアックなマシンなんですが、
当時のレース好き、エンジン好きにはたまらんもんです(笑)
金額によっては考えてもいいよ・・・て言われてもねぇ
2018-02-26 23:00
nice!(8)
コメント(3)
昔はデスビのフタを開けてポイント調整した記憶がありますが、マイコン制御とは心強いパーツですね。ブルーのカタマリは何でしょうか、マーコスでもなさそうだし、ロータスでしょうか。
by conta (2018-02-27 19:34)
contaさん
いつもコメントありがとうございます。
ポイント交換やタイミング調整はミニで覚えました。
ミニはルーカスと決めていましたが、
ボッシュ製と聞くとなんか安心してしまいますね(笑)
シルエットでなんとなくわかる通り、ナンバーは付きません。
コイツのエンジンはマニア垂涎ですね。
by 1275GT (2018-02-28 20:54)
優れものパーツですねー!
ミニ弄りはホントに楽しいですね。
さてさて、あんまり過去記事にコメント残してもかえってご迷惑と思われますのでこれくらいに(笑)
1275GTさんもお身体大切にされてくださいね。
by chingtang♪ (2018-09-05 11:23)