未来に向けて [MINI]
いささか大げさなタイトルですが高齢者なりの明日の話です。
ことの発端は何処からともなくにじみ出るGTの悩みのオイル漏れです。
そして32年間乗り続けたチェルシーはもう何回目かもわからない車検に行きます。
ある時、オイルクーラーのホースから僅かな漏れを見つけて、
早速、特殊な長さのホースの手配と交換、それについでと言っては何ですが・・・
社長んとこの自社開発数量限定のスペシャルリヤスタビを組んでくださいと、面白そうだからと。
もちろん街中の無謀運転で危ない高齢者と見られたいわけではなく、
半世紀越えの緩んだGTのボディ補強に少しでも役立てばいいかなくらいな感じです。
もう何回もこのブログで書きましたが、ウチのGTはボディとエンジンブロックから、
何年もかけてコツコツと”作って”もらった、ナンバー付きのほぼレーシングカーです(笑)
日頃、ひとりで仕事場にこもり細かい作業を長時間続けている自分の、
もっぱら気分転換とストレス発散の役目を担っています。
しかし迫りくる老いと筋力の低下もひしひしと感じています。
真下から見るとどうやらクラッチあたりが怪しそう・・・
さて肝心の話はここからです、
このハードな小悪魔を、ワタシはいったいいくつまでねじ伏せることが出来るのかと。
乗らずに大事にしまい込んでいたことが原因らしき諸々のトラブルは、
これからも容赦なく心配性のワタシに襲い掛かるでしょう。
後何年乗れるか、なんてカウントするより乗れるようにデチューンすることにしました。
今まで度重なる長期入院でどんどん尖っていったGTを少しづつ丸くするという、
考えるだけでも気の遠くなるような話ではあります(笑)
そしてこの日がそのスタートです。
今まで速く走ることばかり考えて、AT(それも1000cc)なんて触りもしなかったワタシが、
改めてミニの偉大さにショックを受けた話は改めて・・・