真夏の助走! [クルマが好き!]
猛烈に暑い中で、またまたチェルシーのシート交換を、
もう何回目か分からないほどやった後で、ヨイショッと立ったら・・
あぁ、腰が。
やったことのある方ならお分かりのようにそぉっと横になって、
しばらく安静にしていると、幸いそれ以上酷くはならないようです。
どうやらトイレで己の尻に手が届かないという悲劇は避けられました(苦笑)
というわけでロキソニンと湿布で痛さをごまかしながら仕事をしていました。
そんな時、宇都宮方面から"面白いことをやるから遊びに来ない”とお誘いが・・・
奥さんの止めるのも聞かず、「もう大分良くなったから」なんて言いながら、
涼しいうちに家を出て「ツインリンクもてぎ」に向かったのです。
さすがにエアコンレスでバケットシート、足を硬めたクルマは辛いので、
疲れずに速く移動できる安楽なこのクルマに限ります。
ほぼひと月ぶりの出番です(笑)
朝一でEタイプ・ロードラッククーペのエンジン始動です。
さすがに4.2ℓフルチューン、腹に響くような豪快な音です。
最近アルミボディのリプロ版が作られているようですが、
ホンモノは世界に3台、この個体もレプリカですがFRPのボディですから、
パワーウエイトレシオは相当なものでしょう。
「ハイ、移動しますよ、乗って、乗って」
もう一台のEタイプの、ロールバーを避けながらお邪魔します(笑)
ロードラッククーペより少し“平和”なエンジン音で、
「もてぎ」の南コースへ移動中です。
外から見るより足元は狭そうですね。
前傾したシフトレバーといい、慣れないと難しそうです。
え、南コースって?コレですか!?
ものすごく広いアスファルトの上に白線でコースが“描いて”あります(笑)
さすがに平らすぎてどこで曲がればいいのかわからないので、
コース管理の方達がカラーコーンでコーナーのインとアウトを表示していました。
メインストリート?は300mも有り終点は崖というスリリングなコースです(笑)
それでも常連のドライバーによるとオーバルコースよりは面白いそうです。
あちこちでエンジンに火が入り準備が始まりました。
猛暑の中、走行会はスタートしました。
ブガッティもMGもオースチンセブンSPLも、ガンガン飛ばします。
イクザワカラーのS8ですね。
RSCタイプのハードトップがかっこいいです。
もちろんパワーユニットはお約束の4連CRキャブです。
このコースにギヤ比がピッタリのようで、
高回転ホンダサウンドでキレイに吹け切っていましたね。
この“ナショナルカラー”は当時のホンダ好きの憧れでしたからね。
もちろん日本初のF1マシン、1.5ℓ横置き12気筒のRA271があったからです。
この日も帰りにコレクションホールで実物を見てきました。
と、これは珍車ですね、ベースはトヨタS800ですが、
シャシーはワンオフのスペースフレームにFRPのカウルでしょうか?
作りは丁寧でまるで市販のスポーツカーのようですね。
それにしてもカッコイイなぁ。
空冷フラットツインのヘッドからCRキャブが頭を出しています。
エンジン音は例のフラットツインなのにかなり速いペースなのが面白かったですね。
さて、この日は新しく組んだエンジンのナラシをする予定のロードラックですが、
どうもいまいち調子が出ないようです。
このコンパクトなサーキットでは窮屈なほどの圧倒的なパワーがあるのですが、
なかなか快音が聞けません。
現場でキャブセッティングを試みているところですが、
3基のウエーバー48のジェットセットは我が家の小さなミニとは、
比べ物にならないほどの濃さでした(笑)
その間もオーナーは別のクーペと旧いXKでガンガン走っていましたが・・・(笑)
Eタイプのプロポーションはクーペも惚れ惚れするほどいいですねぇ。
このクラスにはこんな可愛いアバルトや、
今ちょっと憧れのナローの911も走っていました。
今、911特にナローと呼ばれる所期のモデルは、とても高騰しています。
大分大柄になりましたが、最後の空冷モデル993でもかなりの値上がり具合だそうです。
独車びいきのミニ乗り(笑)としては"上がり”のクルマとして、
このあたりを目指していたのですが・・・
資金的にも維持費的にも難しいですかねぇ?
まぁ年寄りでも夢見る気持ちは大事にしないと、老け込みますからねぇ。
この日、暑いなか走っていたドライバーには高齢の方も多くいました。
自分もリタイヤした後の人生を考えると、
そろそろ夢に向かって助走に入らないとね・・・
この日、もうひとつの見ものは、
今まさに“牽きがけ”しようとしているクーパーノートンです。
旧いテクノのミニカーにもなっている、
ジョン・クーパー作の当時の入門用フォーミュラ(F3?)ですね。
この単気筒500ccのバイクのエンジンが、
どうやってリヤアクスルを駆動しているのかじっくり見てきました(笑)
こういう貴重な体験が面白いんですよねぇ。
帰りにV6ターボ時代のロータスとマクラーレンの"ヌード”をしっかり見てきました(笑)
しかし今年のマクラーレン・ホンダ、苦戦していますねぇ・・・
世界に飛び出していったあの頃のホンダスピリットを・・・待ってるんですがねぇ。
2015-07-26 21:16
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ロールバーをくぐって乗れればもう大丈夫ですね(笑)
先日CGTVで小林彰太郎氏がホンダF1のデビュー戦をS6で取材にいった思い出の再放送を観ました。英国ではモールトン博士も出てきたりと今回の記事を見て思い出しました。
by conta (2015-07-26 23:38)
contaさん
コメントありがとう御座います。
ホンダがF1に挑戦を始めた頃は、
小林さんで無くとも見に行きたい位でしたねぇ。
でも、ヨーロッパなんて宇宙に行くような感じでしたもんね(笑)
そういえばCGはしばらく買っていませんよ。
小林さんが書かなくなったら・・・そこまでと思っていたので。
by 1275GT (2015-07-28 22:48)
ねこざかなさん
いつもnice!ありがとう御座います。
今週末銀座アドへ行きます、
って、何も買えませんが(笑)
by 1275GT (2015-07-28 23:00)