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どうなるコロナ [MINI]

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(クーパーガレージ様、詳細な画像をいつも恐れ入ります)

いつもより充分にウォームアップしたエンジンが快音を発して加速していた刹那、
GTの車内にいきなり響き渡る不協和音・・・バババババ(嗚呼)
うおぉ!なんなんだ?うーん、この音は聞いたことあるぞ!

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チェルシーとの32年間の長い付き合いで2度ほど経験したガスケットの吹き抜けだな。
画像はチェルシーの1番2番が抜けたときのものですが、
排気量のあるGTはさらに隙間が無く高い圧縮にガスケットの2番3番が音を上げたと思われます。

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不幸中の幸いは家ににたどり着く寸前だったことで、
一人で何とかガレージに押し込んでボンネットを開けてみました。
GTでは初めての出来事にやっちまった感で心臓が高鳴ります。
勿論、外したら二度と元に戻せない”ペーパーメカニック”のワタクシが(笑)
外から見てわかるはずもなく、いじり壊したら元も子もないので主治医いに助けを求めました。

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何とかローダーの後ろまで押して行きウインチで引き上げて工場へ向かいます。
毎度のこととは言え数えきれないほどのお迎えに感謝しつつの20数年間です(驚)

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その20数年前に組んだヘッドはレース用の圧縮の高いイレブンスタッドでしたが、
ドライバーの年齢と共に全開走行などの過負荷がが減ったせいかよく持ちましたね(笑)」
今車のチューニングパーツと違って昔のは完全なレース用なので耐久性は無視されています。
生産終了後のミニを買って気軽にサーキット等を楽しみたい方には向かないことは、
この”楽しくも苦難の連続”のブログでお分かりですよね(笑)
まぁ、乗らなければ長持ちすることも証明していますが・・・

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積もり積もったカーボンの除去やバルブその他の点検の結果、
幸いガスケット以外のダメージは逃れました(ホッ)
ワタシのようなメカオンチでも何度か経験するうちに、
すぐにエンジンを止めるぐらいのことは学んだので大事になるのは救われました。

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暫くは心配しなくともいいように、メタルガスケットを奢ってみました。
あちこち痛みが出てきたGTにはオーバークオリティなんでしょうが・・・

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最近、前の方からガタガタ音がするのはスタビのブッシュが崩壊したためでした。
大分昔に通販で買って自分で取り付けたパーツですが・・・
経年劣化がちょっと怖い感じです。

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最近付けて貰ったクーパーガレージ製のリヤスタビのクオリティの高さが光りますね。

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ピカピカのエンジンを見ると昔このミニで走り始めたころを思い出します。

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ほぼドンガラの状態から当時でも貴重だったパーツを惜しみなく組んで、
長年の夢をかなえたことは何回も書きましたが・・・
最近ドライバーの老化に伴ない少しづつデチューンしていることも書きました(笑)

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と、言う訳でGTはまた元気に走り始めました。

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ご存知のように、今世の中は未曾有の危機にさらされています。
道端の早咲き桜でも見て、ジッとして社会貢献します。


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春よ来い・・・ [クルマが好き!]

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我が家の近くの書店はとうとう全滅してしまい、
隣町のやや大きめのチエーン店を残すだけとなりました。
これは珍しい出来事ではなく今や日本全国の約40%の書店が閉店の危機だそうです。
紙媒体の衰退もさることながらネット通販の便利さも大きく影響しているのでしょうね。

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小学生の頃(太古の昔だ)からクルマの雑誌を見ることが大好きで、
気に入った写真が載っていれば必ず買って擦り減るほど見ていました(笑)
さすがに現在は気に入った雑誌をすべて買うことも無いので、
店頭で充分に吟味して(立ち読み?)最小限に抑えています(笑)
この日はこの2冊を買って帰りました。

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これは表紙を見ただけで即買いですね(笑)
懐かしいジョンのシャウトは多くの名曲で聴くことが出来ますが、
印象的なのはかき鳴らすギターのリズムのノリの良さですね。
ジョンのギタリストとしての才能にも感動します。

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もう1冊はマニア向けの月刊紙ですが、
かって海外のラリーやレースで活躍したヒストリーを持つ実車そのものを、
いくつもの障害を乗り越えて探し出し往年の姿に復元するという、
懐かしさと宝探しの冒険が入り混じったようなワタシの大好きな内容です。
勿論、ひと一倍の情熱と並外れた財力が必要な話ですが・・・

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貴重であればどうしても欲しくなるのはマニアの性というものですが。
これは鉄道趣味の世界でも最難関の本物の車両を”買う”という荒業です、
まず20mの車両を置いておく場所(土地)から始まります。
自分で運転も楽しみたいとなるととんでもなく巨大なプラレールが必要になります(笑)
車両自体は思いの外リーズナブルな価格(それでも結構しますが)ですが、
最寄りの鉄道施設からの特殊輸送費やレールの設置、数台のクレーン等々・・・
庭に据えるだけで、お安く見積もっても1000万(税別)は下りません。
写真の「北斗星」の食堂車は近所にあるレストランですが・・・

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これは最近見つけた”豪華「北斗星」2両連結”です。
奥さんの実家のそばの運送会社の広大な駐車場にあります。
中は事務所に使われているそうですが・・・
手入れの行き届いた美しい車体のまっすぐな直線が見事ですね。

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勿論、貴重なラリーカーも思い出の「北斗星」も現実は遠い世界の出来事ですが、
身の丈にあわせたサイズならそれなりに楽しめます(笑)

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天国のジョンの声だって・・・
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今年もよろしくお願いします。 [ライフワーク]

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
今年も相変わらずダラダラとした駄文で失礼します(笑)

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大昔のバンド仲間二人からの賀状には「カラダに気を付けて長生きしましょう」とか、
「老後の人生を楽しみましょう」とか、ジジむさいことばかりで、
オレたちの人生のゴールはそんなつまんないもんじゃ無いはずだろ。
と、言ってみたものの、年末にひいた風邪の熱が中々下がらず、
高い方のパブロンの連続投与を試みたものの体調は復帰せず、
確実にカラダは老いていることを思い知りました。
そんなわけで恒例の”もてぎ”詣ではお休みしてしまいました・・・(泣)

(もちろん画像は仲間たちとは違います)

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相変わらず多くの魅力的なマシンたちが、
真冬の空気を切り裂くような快音を響かせていたんでしょうね。

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それにしても朝一のサーキットは思い切り寒そうで、
マシンのウインドウやライトも白く凍っているように見えます。

(写真は我が家のミニ達の主治医からです)

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ほぼ10年以上前のミニ達ですが現在の姿とほとんど変わりありません。
これからも手入れをしながらこの姿を守っていくつもりです、
人生の半分を共に過ごした大切な友人であり生きがいでもありますから・・・

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そういえば、5人目のビートルズとも言われたマネージャーのブライアン・エプスタインが、
生前乗っていたといわれてるミニが最近発見されましたね。
メンバー4人と同じラドフォード仕様です。

久しくご無沙汰なビートルズネタも少しづつ集めてあります。
次第に”間”が開くようになってしまいましたが、ボケ防止のためにも続けましょうね(笑)
今年もよろしくお願いします。
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おわりのはじまり [クルマが好き!]

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最近、どうも集中力や記憶に加えて判断力も怪しくなってきたようで、
若いころ峠やサーキットで鍛えた?ドラテクも今や高齢者の危険運転と変わらないと、
家族には”オヤジの運転は危ないから”と疑いの目で見られています(笑)

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折りしも奥さんの足として10年以上働いてくれたアイ(三菱ⅰ)の車検時に、
曇ってしまったライトカバーがアッセンブリーでしか出なくなったり、
樹脂製のフェンダーパネルを固定するピンが折れてしまったり・・・
それぞれがこれからも乗り続けることに不安を抱かせる出来事が次々と。

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それでも10年前にカタチと色が気に入り内装もオプションの赤をオーダーして、
ずっと乗り続けた奥さんにして見れば、長いこと可愛がってきたクルマです。
ほかのどれとも似ていない個性的なスタイルと室内の高く広いデザイン・・・
ほぼリヤエンジンの恩恵で前輪の切れ角が大きく、
駐車や車庫入れが楽なのもとても気に入っていました。

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しかし今や時代は”サポ・カー”と呼ばれる安全装備付きのクルマに、
老いた己のチカラを委ねる方が家族も安心という世の中に・・・
と言う訳で近くのディーラーで試乗に及んだのがこんなクルマでした。

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見た目はスズキのアルトです、我々世代には初代の下限モデルが47万円という、
驚異の安さで印象に残りますが、今でも72万円という軽トラ並みのモデルもあります。
で、現車をよく見るとなんとなく怪しげなのがこやつの正体なんです(笑)
ん、ストラットタワーバーって。

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まず軽自動車でAT、4ドア、4人乗車時の後席の広さ等々、
奥さんの主張する条件は満たしているものの、
ドアを開けるといきなり前席一杯にRECAROのバケットが2脚、
小径のステアリングにはパドルシフトのレバーがセットされています。
このモデルのために開発されたマニュアル5速が希望でしたが、
奥さんの足ということで妥協。
まあ、ミッションをエンジンと同調制御する5AGFなのでDモードではAT風ですが,
しっかり5速のギヤをチェンジしています。

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急遽”審査員”として駆け付けた長男も交えて試乗に行ってきました。
ワタシ、奥さん、息子の順で国道から路地までそれぞれ交代しながら走りました。
ディーラーに戻って分かったことは、走りに振られた”固い!”足と、
バケットシートの乗り降りのしにくさ、荷物置き場と割り切っても質素なリヤシート。
果たして奥さんの判定はどう出るのか・・・
「ブルーの色がきれい!」って、そっちかい!・・・(爆)

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思えばミニのパッセシンジャーシートに30年以上も座ってたヒトですから(笑)
バケットシートや硬質で小刻みな振動はもう慣れっこでしたね。
最近は帰り道はゆっくりとお休みになれるほどの余裕です。

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こやつの正体はアルト・ワークスという、やたらマニアックな軽乗用車です。
アルトのモノコックをスポット増しして、エンジン(ターボも)、足回りに手を入れ、
ベンチレーテッド・ディスクのキャリパーが赤かったりするとさすがに恥ずかしいです(笑)
このモデル専用のショートストロークのMTが面白そうですが、
奥さんを含め家族みんなの足になる予定なのでATは必須です。
それにクラッチを踏むクルマはほかにもあるので・・・

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諸々の交渉は長男に任せましたが、モデル末期ということもありスムーズに進みました。
もっともこのモデルはベースになるアルトが無いとできないので、
ハイブリットも含めて考えると軽規格では”次の存在”は微妙な感じもします。
セールスのうわさ話を信じると今は全くの未定だそうですが・・・

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オリンピックのエンブレムが付いた白ナンバーは記念に選びました。
このクルマも長生きするようだとワタシが乗る最後のクルマになるかもしれません。

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たいして意味はありませんが3台がナンバー1275です(笑)
果たして自分のクルマのナンバーを忘れてしまうまで乗れるでしょうかねぇ。
これが我がクルマ人生の”おわりのはじまり”だとしたら、
最後はヴィンテイジの空冷ポルシェあたりで盛大に閉めたかったんですが・・・(笑)
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もう少し遠くに行ってみる [MINI]

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急に冬になったせいで、いまいちジェッティングが合わず微調整です。
去年の冬のデータを参考に走りながら様子を見るのですが、
いい感じになったところで欲を出してまた振り出しに、あるあるですけどね(笑)

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さて、もうひと月ほど経っちゃいましたが古いミニ友達のお誘いで、
栃木県の下野(しもつけ)のキャンプ施設に行ってきました。
クーパーガレージの社長から「バイパスは空いてるから・・・」と聞いていたので、
白いバイクや”怪しげなクラウン”に気を付けながらも平均〇〇キロで飛ばしたのですが、
トイレ休憩と合わせて2時間プラスほどかかりました。
途中で”まだ?”なんて言われながら到着すると、”ね、近かったでしょ”・・って(笑)

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指示通りに奥に進んで行くと、懐かしい面々が待っていてくれました。

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今回のイベントは我らが愛するミニをこの世に生みだしてくれた、
サー・アレックイシゴニス卿に感謝をささげるという壮大な催しですが、
だいたいお昼ぐらいに集まって、だいたい夕方ごろに流れ解散という、
自由に過ごしていいユルい内容になっています(笑)
あちこちで仲間や知り合い同士ミニを中心にひと時を過ごす、
こんなイベントはやっぱり楽しいですよね。
参加証にいただいたセンスの良いステッカーやワッペンもうれしかったです。

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’90年代初めの頃あちこちで作られたミニのクラブは、
台数を競うようにミニを連ねて”ツーリング”をするのが常でした。
そんな中で知り合った仲間と今でも楽しくミニを語れるのは実にすごいことです。
ちなみにワタシのいたクラブの集合写真で残ったのは私を含め2名だけですから(泣)

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厚かましくも手ぶらで参上の我々夫婦を、食事や飲み物等フルサポートで接待して頂いた、
クーパーガレージ様と宇都宮ミニ乗りの皆様には感謝感謝です。
昔話を聞いてもらえるのは寂しい老夫婦には何よりありがたいことです(笑)

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風が冷たくなるころ、「最近暗くなると目がどうも・・・」かなんか言いながら、
後片付けもそこそこに会場を後にしたのでした・・って返す返すお世話になりました。
もちろん帰りは全開です、速かったなぁ(笑)

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1452Sさんまた呼んでください、次は朝から行きます。

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はじまり [MINI]

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「ある朝、顔を洗って鏡を見ると険しい顔をした老人がこちらを睨んでいる・・・」
尊敬する小林彰太郎さんが書いた何かの記事の書き出しです。
元の文章にもう一度会いたくてネット検索や、階下の倉庫の古いCG誌を調べても、
膨大過ぎて見つかりませんでした、したがって不確かな記憶だけですが・・・

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この後小林さんは早速アルヴィス3¹/₂ℓのベアシャシーを英国に送り、
長年の構想であったオープン・トゥアラーに仕立て上げた話・・・だったと記憶しています。
1枚目の写真は完成したアルヴィスを英国で試運転しているところですね。
ウインカー代わりの手信号が何ともマニアックですねぇ。
”一生に一度の贅沢”というのを教えていただいた一文でした(笑)

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自分もそろそろ軟着陸用の落ち着き場所を探さなければいけない歳ですが、
諦めてしまうにはまだ惜しいような気がして・・・
”ならば”と修理を含めまだ乗り続けられる仕様に手を入れてみました。
自らの判断でキーを置くまでは乗り続けてやろうと思ったのです。

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ここからはかなりマニアックな内容になるので“?”なヒトは読み飛ばしましょう(笑)
画像は主治医のクーパーガレージさんからの無断借用となっております、社長お許しを。
オイル漏れの原因はプライマリーギアのブッシュが摩耗したために、
クランクシャフトにガタがでてオイル漏れを起こしていたのかもしれません。
このブッシュの加工はかなりシビアな作業なので、熟練の技術にお任せいたします。(笑)

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素人考えでは、トラブルの原因は正しいオイル管理もせずに、
定期的に走って駆動系を潤滑することもしなかったせいかと・・・
つまりほとんど乗らずに、たまに暖機もそこそこに近所を走ることを、
十数年続けたつけが回って来たんですね。

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さてここまで行ったのなら、主治医のおすすめに従ってフライホイールを取り替えます。
今までのは写真のようにバイクのキャストホイールみたいに肉抜きしたスカスカのでした。
アクセルを踏むと素早く立ち上がり、離すとタコの針がストンと落ちるような、
絶えず回転数を稼ぐために軽くなっている、ウルトラライトというヤツでした。

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これを少し重いのに変えれば、電光石火のシフトチェンジからも逃れられます。
これは丁度良さそうなのを英国から取ってもらいました。
まるで岩を踏みつけるようなメタルクラッチも少しは軽いのに変えれば、
難しいミートやジャダーからも救われますね。

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今までナンバープレートの裏側に張り付いていたオイルクーラーを、
風の当たる場所に移すためにカッコいいナンバーステーを作ってもらいました。
やっぱり正解はここだったんだいい感じですねぇ(笑)

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これからどれだけ楽しんで乗れるかわからないけれど、
なんだかワクワクしてきました・・・
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直撃! [MINI]

台風19号で被災された方々、今も避難施設などで不自由な生活を送っている方々、
心からお見舞い申し上げます。
緊急速報がレベル4を知らせたときには、我が家も一時はガレージの水没を覚悟しましたが、
何とか最悪の事態だけは回避できました。

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呑気な息子たちは、趣味のバイクを避難させるのでガレージを開けておけと・・・

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それぞれの愛車をガレージに詰め込んで「お願いね」と言われてもねぇ(苦笑)
水位が上がっても年寄りのチカラでは部屋に持ち上げることはできません。

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夜中じゅう吹き荒れる暴風雨と明け方まで鳴り響くスマホのレベル4の警報に、
とうとう一睡もせずにネットのライブカメラでジリジリ上がる水位を見ていました。

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翌日、「すごかったねぇ」とか言いながら何事もなかった様子で現れた息子たちは、
それぞれのバイクに乗って「ありがとね」とか言いながら帰っていきましたが、

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年寄りは疲れと安堵の気持ちでどっと眠気が出ました。

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建設省の広報資料より
国内でも有数な巨大地下貯水施設”地下の大神殿様”に感謝せねば・・・
こんな事態の中だというのに呑気な親子を災難から救って頂きありがとうございます。
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そうなったらどうするんだ・・・ [多趣味人]

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この段ボールをバックのギターが並ぶ画像は、
10数年前にブログなるものを始めたときの懐かしい1枚です。

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それからギターは増え続け最盛期はなんと200本ほどになり!
とうとう保管場所にも事欠くようになってしまい、ネットオークションに出品したり、
高価なものやレアなモデルは知り合いの楽器商の手伝ってもらい、
やっと50本ほどにこぎつけました・・・

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子供のころから集めていたクルマやバイクのカタログも、
以前買って頂いた専門店にすべて持ち込みました。
ここでわかったことは古い雑誌はよほどレアなもの(CG誌のヒトケタ)の美品とか、
まぁ70年も経過した印刷物ですからめったにありませんが・・・
ありそうでない中綴じ週刊誌風のチューニング誌、竹ヤリ出っ歯系ならなお良。
きっとあんなのは古新聞と一緒に廃棄されたんでしょうね(笑)
それ以外の雑誌はほぼ資源ゴミだそうです・・・
我が家のスチール棚に眠る”貴重な資料”もトイレットペーパーになります(笑)

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ここ10年ほど作業着にしているのが、このドイツ軍のジャージ。
軽くて暖かく何度乱暴に洗っても型崩れも無いという優れものです。

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海外からの輸入品を扱う古着屋で、サイズが合うのを見つけたときに入手しています。
サイズが微妙で50~52で放出品のマークが入っていたら即買いです(笑)

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西独製には良く知っているスポーツ用品メーカー製のもあります。
色の濃淡やファスナーのメーカー等バリもあったりして(笑)

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過去にクルマ雑誌の取材で我が家にドイツから数名のスタッフが来ましたが、
なぜかこのジャージに食いついて、
ド どこで買ったのか
日 ネットで、簡単さ
ド このワッペンは付いていたのか
日 ワッペンもタグもオリジナル、ファスナーはオプティだぜ
ド いまから写真を撮るからファスナーはもっと上まで、ワッペンは良く見える位置に
日 !!?

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もう暫く仕事をするのでこの作業着を残してそれ以外はほとんど古着屋行に。
全部で51点あったそうな・・・

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なんとなくコレクションしていた古いフィルムカメラもさっぱりと。(残りたくさん(笑))

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次はいよいよこれにかかろうかな。

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これも捨てがたいけど、クルマも合わせるとお迎えまでとてもとても・・・

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何故急ぐのかというと、去年の暮れに亡くなった父の遺品整理で疲れ果ててしまい、
こんな思いは息子たちにはさせられないと思ったからです。
自分のコレクションを全部片づけるのに後10年と読んでいますが、
全部始末した後にまだ元気だったらどうしようと言うことも…(笑)

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いくつかのデチューンと修理を済ませてGTが帰ってきました。
そうだこれは・・・そうなったらどうするんだ!(笑)
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この世の楽園 [MINI]

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車検と修理が重なってミニが2台とも宇都宮に行くことになり、
久しぶりに車庫が空になるのは寂しいだろうという暖かいお心遣いで、
社長の通勤車を貸していただきました。

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ミニはキビキビした走りを楽しむモノと思っていたので、
ATそれも1000ccなんて、てんでダメだろうと思っていました・・・が!
コレが思いの外よく走るんですよ、
というか街中を走るのにちょうど良い加速感で実に心地良い・・・
多分700キロを切る車重が効いているんでしょうねぇ。

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ウチのチェルシーも同じ99Hですが色々チューニングしてパワーを絞りだしているので、
カムに乗るまではややピーキーですが、軽く回るフィーリングはやはり同じ1000㏄ですね。

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’89年なのでPポジションの無い古いタイプのATです。
このAP社製の4速オートマチックギヤボックスは、
今や当たり前になったトルクコンバーター式とは違いNポジションで始動の後、
1~D(4速)の順でマニアルシフトも可能です、
でもやっぱりポジションDでオートマが一番楽ちんですねぇ(笑)

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それにギヤのアップダウンをしっかりと体で感じながら走るのも、
バイクに乗るみたいで楽しかったりします。

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普段は社長のアシということなので、キャブあたりに何か細工を疑いましたが(笑)
ほぼ、”ドノーマル”と聞いて改めてミニの実力を見直しました。

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もっともシートだけは長距離が辛いので替えたそうですが・・・(笑)

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さらに連日の猛暑日にクーラーが付いていたのは嬉しかったです。
車内が狭いので効きめも充分でまるで別世界の様でしたね(笑)
ただフロントのオーバーハングにクーラー1式を載せているので前が重く、
パワステがあったら更に快適でしたねぇ。
でもこの季節はこんなミニが欲しいです(笑)

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当時ミニはこのグリーンが流行っていて「ミニを楽しむ会」でも何台かは被ってましたね。
中でも30数年前にミニを通して知り合いその後も長いお付き合いだった、
親友Iさんのグリーンの形見が今も車庫にあります。

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元々器用なひとだったので凹んだトランクリッドを自ら板金塗装して、
スペアとして保管していたのです、長い間行方不明だったのですが、
何年か前に仲間の所で偶然発見されたものです。
もうあれから18年も経つんですね・・・
ちょっと湿っぽくなりましたがお盆ということで・・・
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未来に向けて [MINI]

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いささか大げさなタイトルですが高齢者なりの明日の話です。
ことの発端は何処からともなくにじみ出るGTの悩みのオイル漏れです。
そして32年間乗り続けたチェルシーはもう何回目かもわからない車検に行きます。

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ある時、オイルクーラーのホースから僅かな漏れを見つけて、
早速、特殊な長さのホースの手配と交換、それについでと言っては何ですが・・・
社長んとこの自社開発数量限定のスペシャルリヤスタビを組んでくださいと、面白そうだからと。
もちろん街中の無謀運転で危ない高齢者と見られたいわけではなく、
半世紀越えの緩んだGTのボディ補強に少しでも役立てばいいかなくらいな感じです。

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もう何回もこのブログで書きましたが、ウチのGTはボディとエンジンブロックから、
何年もかけてコツコツと”作って”もらった、ナンバー付きのほぼレーシングカーです(笑)
日頃、ひとりで仕事場にこもり細かい作業を長時間続けている自分の、
もっぱら気分転換とストレス発散の役目を担っています。
しかし迫りくる老いと筋力の低下もひしひしと感じています。

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真下から見るとどうやらクラッチあたりが怪しそう・・・
さて肝心の話はここからです、
このハードな小悪魔を、ワタシはいったいいくつまでねじ伏せることが出来るのかと。
乗らずに大事にしまい込んでいたことが原因らしき諸々のトラブルは、
これからも容赦なく心配性のワタシに襲い掛かるでしょう。
後何年乗れるか、なんてカウントするより乗れるようにデチューンすることにしました。

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今まで度重なる長期入院でどんどん尖っていったGTを少しづつ丸くするという、
考えるだけでも気の遠くなるような話ではあります(笑)
そしてこの日がそのスタートです。

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今まで速く走ることばかり考えて、AT(それも1000cc)なんて触りもしなかったワタシが、
改めてミニの偉大さにショックを受けた話は改めて・・・

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